2009年9月29日火曜日

ネットでバージョン管理 No.2

回(ネットでバージョン管理 No.1の続き・・・

前回までで、Unfuddleに自分専用のリポジトリを作成し、それを利用するためのソフトをインストールしている。
次に、実際に利用する方法を紹介する。

■ローカルにリポジトリを作成

1. 適当な場所にソースコードを置くフォルダを作成し、右クリック。もしくは、既にソースコードが置いてあるフォルダで右クリック。


2. 「Gitここにリポジトリを作成(Y)」を選択。すると、以下のようなダイアログが表示され、そのフォルダの中にリポジトリが作成される。
※ここで注意が必要なのは、このダイアログでフォルダ名が文字化けしている事。
日本語のフォルダ名も使用できるのだが、文字によっては誤動作の原因となる場合が有る。たとえばカタカナの”ソ”を含んでいると上手く動かないので注意、他にもこのような文字がいくつか有るので、エラーが出たらこの記事を思い出して欲しい。
上の例ではあえてフォルダ名を「ソースコード」としているが、これではエラーがでるので「コード」に変更し、エラーが出ないのを確認できる。
この他、ファイル名でも同じ事が起きる可能性が有るので出来るだけ日本語ファイル名を避けた方が無難だ。(ファイルの中身に有る”ソ”等の文字ではこのような事は起きない)
使用している文字コードに16進表記で 5c (バックスラッシュ)を含む文字は誤動作の原因になり、以下の40文字が有る。
―、ソ、Ы、Ⅸ、噂、浬、欺、圭、構、蚕 十、申、曾、箪、貼、能、表、暴、予、禄 兔、喀、媾、彌、拿、杤、歃、濬、畚、秉 綵、臀、藹、觸、軆、鐔、饅、鷭、偆、砡
これで、ローカルのGitリポジトリが出来た。

3. 次にこのリポジトリと「ネットでバージョン管理 No.1」で作成したunfuddleのリポジトリを関連付ける必要が有る。このフォルダを右クリックし、「TortoiseGit → 設定(S)」をクリック。
4. この設定ダイアログ左の「Remote」(1)の項目を選択。

5. 「Add New」(2)をクリックし、右側(3)のRemote:欄にUnfuddleのリポジトリだと分かるように適当な名前を付ける。その下に有るUrl:欄にUnfuddleのリポジトリ画面に有るメールアドレスのようなリポジトリのアドレス(下図、テスト(test)の下に有る「git@~.git」の文字)をコピペする。



6. Putty Key:欄に「ネットでバージョン管理 No.1」キーの作成と登録5. で保存した秘密キーファイルのパスを入力し、下の「適用」ボタンを押す。
これで、フォルダの設定と関連付けが全て完了。
ここまでで、UnfuddleのリポジトリがWindowsと統合されたような利用が可能な状態になった。

■ソースコードの登録
リポジトリを作成したフォルダの中にこれからバージョンの管理を行いたいシステムのソースコードや関連したフォルダを置き、右クリックのメニューから「Git 追加(A)...」をクリックし、追加したコードにチェックが付いているのを確認し(不要な物はチェックを外し)、「OK」ボタンで登録される。

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登録されたといっても、管理対象になったと言う意味で、”コミット”しない限りリポジトリ内にコードは保存されてはいない。

■コミット&プッシュ
では、そのままの状態で一度コミットしてみよう。
右クリックのメニューから、「Git コミット -> "master" ...」をクリック。
すると、コミットするダイアログが表示される。メッセージ:の欄に、このコミットで何が更新されるのかの説明や、現在のバージョンに関するコメント等を書く。
今回の場合は「最初のバージョン」等と書いておけば良いだろう。
※このメッセージは、後に各バージョンの比較や変更点の確認等をするときに自分(や一緒に開発している人)が見る物なので、後で見て理解できるように書いておく。
これで、最初のコミットが行われ、リポジトリにソースコードが登録された。
だが、実はこの状態はローカルのみにしか保存されていない。

プッシュして初めてインターネット側のリポジトリに登録される。
コミットが終わると下のようなダイアログが出るので、右下の「Push」ボタンでそのまま続けてサーバーにプッシュする事も出来る。(右クリックから「Git Push...」でも出来る)


プッシュ画面では、先ほどサーバーとの関連付けが完了しているので「Remote:Unfuddle」と表示されているとハズなので、そのまま「OK」ボタンを押せば、プッシュ(Unfuddleに有るリポジトリにローカルのリポジトリの変更点が反映される)
※初めてのプッシュ時にはこのサーバー(unfuddle)を信頼するかどうかを聞いてきます。
今後もずっと信頼する場合は「はい」、今回だけ信頼する場合は「いいえ」、信頼しない場合は「×」ボタンを押す。私は面倒臭がりなのでいつも「はい」にしている。
これで、プッシュ完了だ。

■確認
unfuddleのサイトに行き、リポジトリ一覧を表示してみよう。

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図のようにリポジトリの右側に「今日は1回コミットシタよ」と言うメッセージ付きのマークが表示された。

このグラフは一番右が今日、左に行くにつれて過去にさかのぼるコミット回数をグラフにした物の様だ。

一人で使う分にはあまり使わない機能だが、多人数開発で管理者が確認するには手早くて良いかもしれない。

これで一通りの流れの説明が終わった。

普段の使用法方としては、編集・コミット・プッシュの繰り返しだ。

次回、「ネットでバージョン管理 No.3」では、便利な使い方について書こうと思う。

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